存在力学(Tokino's Ontodynamics、TOD)とは、動的な世界において、一人の人間と世界との関係が、差・見立て・意味・感情・想像・意志・出来事としてどのように成立し、内部時空において保持・変化・更新されるかを記述する理論である。
固定実体を起点として関係を後から付け加える理論ではない。すべてが流動する世界において、一人の人間と世界との接触から差が立ち上がり、それが見立てられ、意味を帯び、重みを持ち、意志によって方向づけられ、接続によって出来事となる——その動的な関係構造を記述する。
この理論は音楽力学から生まれた。音の中に見出した構造を存在一般へと開くことで、音楽・意志・存在を貫く共通構文として機能する。